△第108号議案 ふじみ野市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例
△第109号議案
ふじみ野市立さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事請負変更契約の締結について
△第110号議案 財産の取得について
△第111号議案 ふじみ野市道路線の変更について
△第112号議案 ふじみ野市道路線の認定について
△第114号議案
ふじみ野市立文化施設の
指定管理者の指定について
△第115号議案
ふじみ野市立放課後児童クラブの
指定管理者の指定について
△第116号議案
ふじみ野市立図書館の
指定管理者の指定について☆報告第29号 総務・
教育常任委員会審査報告☆報告第30号 市民・
都市常任委員会審査報告☆報告第31号 生活・
福祉常任委員会審査報告☆報告第32号 予算・
決算常任委員会審査報告
○
山田敏夫議長 日程第2、本定例会に提出されております第95号議案から第112号議案まで及び第114号議案から第116号議案までの議案21件を一括して議題といたします。 各
常任委員長の審査報告を行います。 初めに、報告第29号・総務・
教育常任委員会の審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。
民部佳代委員長。 〔
民部佳代総務・
教育常任委員長登壇〕
◎
民部佳代総務・
教育常任委員長 おはようございます。それでは、報告第29号・総務・
教育常任委員会の審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 第101号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 審査では、
個人情報保護の規律が法律の規定により一元化されることによる本市への影響などについて質疑が行われました。 第102号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、条例改正の効果や経緯などについて質疑が行われました。 第103号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 第104号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、職員の定年延長、
管理監督職勤務上限年齢制及び定年前再任用短時間勤務制の導入による職員配置への影響などについて質疑が行われました。 第105号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 審査では、本条例改正に当たり
特別職報酬等審議会への諮問を行ったかどうかについて質疑が行われました。 第106号議案については、討論はなく、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 第107号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、職員の定年等の改正に伴う給与や手当などへの影響について質疑が行われました。 第109号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事に変更が生じた経緯などについて質疑が行われました。 第110号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、プロジェクターなどの取得がこの時期となった経緯などについて質疑が行われました。 第116号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、
指定管理者からの事業提案や職員体制などについて質疑が行われました。 以上で総務・
教育常任委員会の審査報告を終わります。
○
山田敏夫議長 委員長の報告に対し質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 質疑を終了いたします。 次に、報告第30号・市民・
都市常任委員会の審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。
西和彦委員長。 〔
西和彦市民・
都市常任委員長登壇〕
◎
西和彦市民・
都市常任委員長 おはようございます。それでは、報告第30号・市民・
都市常任委員会の審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 第111号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、道路線の変更に至った経緯などについて質疑が行われました。 第112号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 第114号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 審査では、
指定管理者候補者の選定結果の内容や評価基準について、また施設の管理運営に関する協定の内容について質疑が行われました。 以上で市民・
都市常任委員会の審査報告を終わります。
○
山田敏夫議長 委員長の報告に対し質疑を受けます。
足立志津子議員。
◆19番(
足立志津子議員) 報告の内容ではないのですが、
タブレットに配信されています報告書の形式なのですけれども、他の委員会と違うのはなぜでしょうか。
○
山田敏夫議長 休憩いたします。……………………………………………………………………………………………………………………… 休 憩 午前9時38分 再 開 午前9時40分………………………………………………………………………………………………………………………
○
山田敏夫議長 再開いたします。
西和彦委員長。
◎
西和彦市民・
都市常任委員長 事務局のほうで
タブレットへの掲載ミスがございましたので、審査の内容については今私のほうで報告しました審査のとおりでございますので、ご了承いただきたいと思います。
○
山田敏夫議長 足立志津子議員、よろしいですか。
足立志津子議員。
◆19番(
足立志津子議員) 掲載上の誤りで、違うものが載ったということを確認してよろしいでしょうか。
○
山田敏夫議長 西和彦委員長。
◎
西和彦市民・
都市常任委員長 そのとおりでございます。
○
山田敏夫議長 質疑を終了いたします。 次に、報告第31号・生活・
福祉常任委員会の審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。
伊藤美枝子委員長。 〔
伊藤美枝子生活・
福祉常任委員長登壇〕
◎
伊藤美枝子生活・
福祉常任委員長 おはようございます。報告第31号・生活・
福祉常任委員会の審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 第108号議案については、反対討論が1件あり、採決の結果、起立多数で原案のとおり可決されました。 審査では、条例改正後の
国民健康保険税の税率の改定の内容や財政への影響などについて質疑が行われました。 第115号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 審査では、
指定管理者候補者の選定基準や選定結果の内容において、ほかの団体よりも優れていた点などについて質疑が行われました。 以上で生活・
福祉常任委員会の審査報告を終わります。
○
山田敏夫議長 委員長の報告に対し質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 質疑を終了いたします。 次に、報告第32号・予算・
決算常任委員会の審査報告を行います。 委員長の報告を求めます。
大築守委員長。 〔
大築守予算・
決算常任委員長登壇〕
◎
大築守予算・
決算常任委員長 おはようございます。17番、大築でございます。報告第32号・予算・
決算常任委員会の審査報告を行います。 本委員会で審査が終了した議案の審査の結果を申し上げます。 議案の審査に当たっては、総務・教育、市民・都市、生活・福祉の3つの分科会を設置し、それぞれの所管部門に従って議案の送付を行いました。その後、12月15日に委員会を開催し、各分科会長から審査結果について報告を受け、報告に対する質疑の後、議案について討論、採決を行いました。なお、各分科会における主な質疑については、
タブレットに配信いたしました報告書のとおりです。 第95号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で承認されました。 第96号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する各分科会長の報告の概要を申し上げます。 初めに、総務・
教育分科会の審査では、市税における増額補正の要因や前年度との比較について、また小学校及び
中学校運営事業における消耗品費及び
備品購入費の増額理由などについて質疑が行われました。 次に、市民・
都市分科会の審査では、
荒川運動公園駐車場修繕工事について工事を行うこととなった経緯や工事内容、また当該工事が
繰越明許費補正で計上されている理由などについて質疑が行われました。 次に、生活・
福祉分科会の審査では、
住居確保給付金の増額理由や
国庫支出金返還金の内容などについて質疑が行われました。 第97号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する生活・
福祉分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、
傷病手当金支給事務の増額要因について質疑が行われました。 第98号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する生活・
福祉分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、
介護認定事務の
システム改修について質疑が行われました。 第99号議案については、賛成討論が1件あり、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 本件に対する市民・
都市分科会長の報告の概要を申し上げます。審査では、水道料金の減免を行うこととなった理由や予算の内訳について、また前回実施した減免を踏まえた改善策などについて質疑が行われました。 第100号議案については、討論はなく、採決の結果、起立総員で原案のとおり可決されました。 以上で予算・
決算常任委員会の審査報告を終わります。
○
山田敏夫議長 委員長の報告に対し質疑を受けます。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 質疑を終了いたします。 以上で各
常任委員長の報告を終了いたします。 討論を行います。 初めに、第95号議案・専決処分の承認を求めることについて(令和4年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第6号))について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第95号議案・専決処分の承認を求めることについて(令和4年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第6号))について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は承認です。第95号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第95号議案は委員長の報告のとおり承認されました。 次に、第96号議案・令和4年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第7号)について討論を行います。
西和彦議員。
◆16番(
西和彦議員) それでは、青藍会を代表いたしまして、第96号議案・令和4年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第7号)について、賛成の立場で討論を行わせていただきます。 本補正予算は、歳入につきましては額の確定したもの及び見込額の変更に伴うもの、歳出につきましては制度改正その他の事情により補正を余儀なくされるもの及び
新型コロナウイルス感染症への対応等、緊急やむを得ないものについて編成されております。 まず、
債務負担行為の追加補正でございますが、児童発育・
発達支援センター運営業務委託が計上されました。これは、本市の
児童発達支援に係る責任ある基盤構築、そして支援が必要な児童とその保護者への継続的な関わりを構築するために提案されたものでございます。今後とも、本市の児童発育・
発達支援センターが中核施設としての役割を担い、基幹的機能を十分に発揮して運営されることを期待しております。 次に、歳入についてですが、市税の大幅な増額補正が見込まれます。これは、
納税義務者数の増加や国道254
号バイパス土地区画整理地区の
土地評価額の増などが主な要因とのことで理解をさせていただきました。本市の魅力ある
まちづくりへの効果が主要財源の確保にも表れているものと、高くこの点についても評価をさせていただきます。 歳出につきましては、まず水道料金及び
下水道使用料の減免に係るものとして、
本市企業会計への負担金として約3億4,000万円が計上されました。コロナ禍において、原油価格や物価の高騰により家計などを圧迫する中、市民や企業に対し幅広い支援を行うことは、市民や企業の
経済的負担の軽減を図るものであり、誠にタイムリーで効果的な事業展開だと考えております。また、
障害者福祉サービス事業所及び
介護サービス事業所や
民間保育所等に対する
物価高騰対策支援金が提案されております。昨今の原油価格や物価の高騰により、運営費の増加が見込まれる事業所等に対し支援金を給付することは、事業所等の安定的な運営に寄与し、もって
施設利用者への継続的な
サービス提供に資するものとして、この点についても高く評価をさせていただきます。 次に、小中学校における
タブレット落下防止器具の購入についてですが、
GIGAスクール構想の実現により
タブレットを用いた授業が本市においても展開されており、学校教育においてもはや必需品とも言える
タブレットの故障を未然に防ぐことは、学校教育の一層の充実に寄与するものと考えられます。
落下防止器具や
タブレットの取扱いについては、各学校への周知を十分図り、今後においても
タブレットを用いた効果的な授業を推進していただくようお願いしておきます。 以上、本補正予算では物価高騰や長期化するコロナ禍に対応した市民等への
経済的支援や、安心した学校教育の実施に寄与する的確な予算と評価をさせていただきまして、賛成の討論といたします。 以上でございます。
○
山田敏夫議長 塚越洋一議員。
◆21番(
塚越洋一議員) 第96号議案・ふじみ野市
一般会計補正予算(第7号)について、
日本共産党を代表して賛成討論を行います。 本補正予算は、9億4,760万円を増額するもので、歳入としては市税が約6億円の増収、
コロナ対策等の国と県から来る財源6億円超の増が主なものですが、財源として使う予定だった
財政調整基金4億円を取り崩さなくしたため、各種基金の残高合計は170億円にもなっています。この4億円の一部を
受益者負担の鎖を断ち切って
学校給食費の無償化を始める財源として使うという政策選択ができていれば、さらに子育て世帯の暮らし応援ができたことでしょう。次の早い機会に、ぜひ実現すべきです。 補正に関する項目について、幾つか意見を述べていきます。市民の生活支援で一番効果的だったのは、
上下水道料金1、2月分を1万円を上限として減免する財源3億3,597万円を計上したことです。この方法は、事務費も少なくて済み、手間暇があまり取られず、日常業務に影響が少ないことから、賢明な政策選択だと言えます。
物価高騰対策として、学校、市役所、公共施設の原油価格、物価高騰、電気代などの増額9,746万円、
障害者福祉サービス事業所等への
物価高騰支援金6,203万円、
介護サービス事業所等への
物価高騰支援金2,537万円及び
コロナ対策としての
放課後児童クラブ経費増への支援金6,914万円、
コロナ対策と
原材料高騰分、
市立保育所関係653万円、同じく
民間保育所等の分6,699万円については、大変助かるものであり、今後の状況を見てさらに追加支援も検討すべきです。 江川分館と学園分館の屋根の修繕工事170万円の計上ですが、今回はこれでよいとしても、公共施設の定期点検は専門職によって行うなど、定期的な
メンテナンス計画を確立していただきたい。
郷土資料館移転に伴う旧
大井商工会館の改修工事5,192万円については、貴重な文化財の保管水準の低下がないように、施工に当たっては温度、湿度、通風、
紫外線劣化防止、虫除けなど専門家の視点で万全を期してください。
産業文化センターエアコンの更新工事8,283万円については、これだけ大きな改修工事が補正予算で出てくるという施設管理の在り方自体が問われるケースだと言えます。壊れる前に対応するのが当然になるように改善すべきです。 以上の意見を付して、賛成討論とします。
○
山田敏夫議長 伊藤美枝子議員。
◆15番(伊藤美枝子議員) 第96号議案・令和4年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第7号)について、公明党を代表して、賛成の立場で討論を行います。 本補正予算は、歳入については額の確定したもの及び見込額の変更に伴うもの、歳出については
新型コロナウイルス感染症への対応等緊急やむを得ない事情変更等により補正を余儀なくされたものについて編成されていることを確認いたしました。 歳入では、市税収入が個人市民税では当初の見込みよりも
納税義務者数の増加や所得割額の増加が見られたことなどで約4億5,300万円の増額となり、固定資産税及び都市計画税を合わせて約6億500万円の増額となりました。 歳出の大きなものでは、原油価格、物価高騰に伴う公共施設の光熱費や影響を受けている福祉施設や事業所、また保育施設への支援金支給があります。その中で、県が対象としていない特定相談支援事業所等などへ市独自に補助を行うことは、サービスを安定して受けるためにも必要な支援と理解をいたしました。 また、介護サービス従事者安全確保対策費補助金では、1月の立て籠もり事件以来、市と県や様々な関係機関へのアンケート調査や意見交換会、協議を重ね、県で実施する訪問系サービスの複数人訪問及び安全対策の取組に対する補助について、事業所負担分を市が補助を行うことを確認いたしました。実際に訪問看護を受けていた方のご家族からも、介護従事者の不安をお伺いいたしました。地域での医療や介護が利用者にとっても、従事者の方にとっても、安心できる制度となるために必要な施策の充実をお願いいたします。 産業文化センターの空調機更新工事においては、動力盤の受注生産に製作期間を要することから、工事完了時期は明年の秋頃となりますが、現存の空調機の稼働が可能なことと、利用者への影響がないように配慮し、工事を行うことを確認いたしました。 放課後児童クラブ管理運営事業では、登録児童数の増加により施設数、支援単位数、職員配置数が増加したことに伴う増額補正と理解いたしました。
新型コロナウイルス感染症の防止対策にも配慮され、引き続き児童の安全安心の保育をお願いいたします。 小中学校の運営事業では、
タブレットの
落下防止器具の購入、また小学校の児童用机を新JIS規格に、当初予算で計画をしていた中学生、小学6年生に加え、
タブレットの使用頻度の高い4、5年生についても早期の入替えをするための増額と理解いたしました。
タブレットの落下による破損も多くあることから必要な補正であり、今後も計画的に進められることをお願いいたします。 水道料金及び
下水道使用料の減免については、それぞれ1万円を上限とし、水道においては使用者の約97%、下水道においては使用者の約99%をカバーし、原油価格や物価高騰により負担増の市民生活の支援につながるものと高く評価いたします。 地域活動支援センター開設事業においては、一般就労や福祉サービスにつながっていない方を対象に、生産活動や社会との交流促進を目的とした施設が10月に候補地が決定し、明年6月の開所になるため
繰越明許費補正となっています。障がいのある方の居場所づくりや他者との関わりへのサポートなど、自立した生活が送れるための支援に期待いたします。 新型コロナウイルスが発生して3年、社会情勢の不安や物価高騰など、生活に不安を感じる方が増えていると感じています。本補正予算は、国、県の交付金や補助金の活用に加え、市独自の支援も実施していることを高く評価し、賛成討論といたします。
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第96号議案・令和4年度ふじみ野市
一般会計補正予算(第7号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第96号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第96号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第97号議案・令和4年度ふじみ野市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第97号議案・令和4年度ふじみ野市
国民健康保険特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第97号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第97号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第98号議案・令和4年度ふじみ野市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第98号議案・令和4年度ふじみ野市
介護保険特別会計補正予算(第3号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第98号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第98号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第99号議案・令和4年度ふじみ野市
水道事業会計補正予算(第2号)について討論を行います。
足立志津子議員。
◆19番(
足立志津子議員) 第99号議案・令和4年度ふじみ野市
水道事業会計補正予算(第2号)につきまして、
日本共産党は賛成をいたします。 共産党が要求した資料によれば、今回の減免は全件数5万3,255件に対し、減免件数5万1,383件と減免率97.34%になります。減免の範囲を基本料金にとどめず使用料全体に広げ、減免率97%を超える利用者をカバーしたことは、コロナ禍における原油価格、物価高騰による市民生活を支援するという政策目的にかなうものであったと評価します。しかし、原油価格、物価高騰による市民生活の疲弊は、実施期間の2か月で収まるとは思えません。年度を超えて継続することを求め、賛成の討論といたします。
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第99号議案・令和4年度ふじみ野市
水道事業会計補正予算(第2号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第99号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第99号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第100号議案・令和4年度ふじみ野市
下水道事業会計補正予算(第1号)について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第100号議案・令和4年度ふじみ野市
下水道事業会計補正予算(第1号)について、本案に対する予算・
決算常任委員長の報告は原案可決です。第100号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第100号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第101号議案・ふじみ野市個人情報の保護に関する
法律施行条例について討論を行います。 伊藤初美議員。
◆20番(伊藤初美議員) 第101号議案・ふじみ野市個人情報の保護に関する
法律施行条例につきまして、
日本共産党を代表して、反対の討論をいたします。 本議案は、国のデジタル改革関連6法の改正により、これまで行政機関、民間、独立行政法人にそれぞれ定められていた個人情報法が一本化されたことを受けての提案です。この改正
個人情報保護法により、これまで各自治体で制定していた
個人情報保護条例を廃止し、各自治体独自の
個人情報保護に縛りをかけ、保護基準を緩和した国の共通ルールを設定する施行条例を制定するもので、問題があります。 1点目に、現行条例では独自の
個人情報保護として個人情報の直接収集の原則が定められており、個人情報は本人から直接収集することを原則とするというものです。同時に、現行条例では本人から直接収集しなくてもよい例外が定められ、法令に定めがあるときや緊急時、
個人情報保護審議会の意見を聞いて、公益上必要があると市長が認めたときなど限定的です。しかし、改正法による共通ルール化で、この原則はなくなります。上位法である改正
個人情報保護法では、個人情報の保有の制限は規定していますが、直接収集の原則は明記されていません。 2点目に、
個人情報保護審議会が判断していた個人情報の目的外使用や外部提供の可否についても国が共通ルール化し、審議会での諮問なしに判断されてしまうことになります。 3点目に、新たに制度化された匿名加工情報制、これは行政機関がオープンデータ化し、ビッグデータとして民間が活用できる制度ですが、現在は市町村には義務化されていないので、ふじみ野市での導入は見送りと説明がありました。しかし、今後この制度に関しての一元化、義務化も危惧されるところです。 市民は、住民サービスを利用するために個人情報を提供しています。提案の施行条例では、
個人情報保護の規制を緩和することになり、大事な市民の個人情報を危険にさらすことになりかねないことから、反対といたします。
○
山田敏夫議長 坪田敏孝議員。
◆1番(坪田敏孝議員) 第101号議案・ふじみ野市個人情報の保護に関する
法律施行条例について、青藍会を代表して、賛成の立場で討論します。 令和3年にデジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、個人情報の保護に関する法律が改正されました。この背景としては、社会全体のデジタル化に対応した
個人情報保護とデータ流通の両立が要請される中、自治体ごとの
個人情報保護条例の規定や運用の相違がデータ流通の支障となり得るなどの問題が指摘されています。こうした課題に対応するため、法律の対象を民間事業者だけでなく国や自治体も含めることとし、全国的な共通ルールを定めるとともに、全体の所管を
個人情報保護委員会に一元化する改正が行われたところです。 この法改正により、法律の規定の基本的な部分は直接市に適用されることとなったことに伴い、本条例を制定し、改正後の法律を本市において円滑に施行するために必要な事項について定めたとのことです。 内容としては、開示請求に関わる手数料について、現行の
個人情報保護条例と同じ額とする規定や、開示請求に対する開示決定等の期限について、法律では30日以内であるのに対し、現行条例と同じ15日以内とする規定、さらには個人情報の適正な取扱いを確保するため、必要なときには引き続き審議会への諮問を可能とする規定を設けるなど、市民への影響が生じないように配慮されておりました。 これらの規定から、これまで本市として確実に運営されてきた個人情報の保護について、その水準を維持するものであり、また今後も個人の権利及び利益の保護に資するものと理解し、本条例案に賛成いたします。
○
山田敏夫議長 島田和泉議員。
◆14番(島田和泉議員) 14番、島田和泉です。第101号議案・ふじみ野市個人情報の保護に関する
法律施行条例について、公明党を代表し、賛成の立場で討論を行います。 本条例は、デジタル社会の形成を図るための関係法律の整備に関する法律により、個人情報の保護に関する法律(平成15年法律第57号)が改正されたことに伴い、同法の施行に関し必要な事項を定めるため制定されたものと理解をしております。 当該条例に大きく関わる個人情報の保護に関する法律の改正は、
個人情報保護法、行政機関
個人情報保護法、独立行政法人等
個人情報保護法の3法の法律が一本の法律に統合され、地方公共団体の
個人情報保護制度についても同法において全国的な共通ルールが規定され、全体の所管を
個人情報保護委員会に一元されるものと理解しております。 改正内容の主な項目として、1つは個人の権利利益、保護の強化、2つは事業者への責務追加、3つは特定分野を対象とする団体の認定団体制度創設、4つはデータ利活用の促進、5つは法令違反に対するペナルティーの強化、6つは外国事業者に対する報告徴収、立入検査などの罰則追加の6項目があり、この改正により個人情報の適切かつ効果的な活用と個人情報の有用性に配慮し、個人の権利利益を保護する義務などが明確にされております。 改正される上位法を条例整備することで、適切に活用するためのものであると理解をしております。個人情報の保護は、見方、捉え方が異なれば、市民の皆様の不安を助長してしまうことにもつながりかねません。行政事業によりよい効果が得られることに期待し、賛成の討論といたします。
○
山田敏夫議長 ほかに。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第101号議案・ふじみ野市個人情報の保護に関する
法律施行条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第101号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
山田敏夫議長 起立多数であります。 よって、第101号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第102議案・ふじみ野市
手数料条例の一部を改正する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第102号議案・ふじみ野市
手数料条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第102号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第102号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第103号議案・個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第103号議案・個人情報の保護に関する法律の一部改正に伴う関係条例の整備に関する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第103号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第103号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第104号議案・ふじみ野市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例について討論を行います。 伊藤初美議員。
◆20番(伊藤初美議員) 第104号議案・ふじみ野市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例につきまして、
日本共産党を代表して、賛成の討論をいたします。 市職員の定年を60歳から65歳へ段階的に引き上げるという改正です。これによって、役職定年制の導入、定年前再任用短時間勤務職員制度、60歳に達する職員への60歳以後の情報提供、意思確認制度が創設されます。勤務できる時間、期間が延長されることにより、退職後の無年金期間が解消されることになります。年金の支給がどんどん先送りされる中で、生きていくために年金の支給の年齢まで働き続けなければ生活ができないということで、今回の改正は当然の措置です。 定年延長に当たり、職員の意向を確認しつつ、各職種の業務量の推移や年齢構成の平準化を見据え、定年引上げ期間中の一時的な調整のための定員措置も含めた中長期的な視点での採用、新規採用人数に影響が出ないことが必要です。また、業務の中には加齢に伴う身体機能の低下等により、若年者層と同様の職務内容を高齢期の職員が遂行することが困難な業務や変則的な勤務が多いなど、高齢期の職員にとって厳しい労働環境と考えられる業務もあります。こうした中、経験ある職員が最大限活躍できるように、配置上の工夫などの条件整備、職員の健康及び福祉を考慮した勤務条件の確保などを配慮し、人事配置を行うことを求め、賛成の討論といたします。
○
山田敏夫議長 ほかにありませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第104号議案・ふじみ野市職員の定年等に関する条例等の一部を改正する等の条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第104号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第104号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第105号議案・
ふじみ野市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 伊藤初美議員。
◆20番(伊藤初美議員) 第105号議案・
ふじみ野市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例につきまして、
日本共産党を代表して、反対の討論をいたします。 本条例改正は、議員の期末手当を引き上げるものです。人事院勧告は、公務員の生活給としての給与に対して行われるもので、議員など特別職の報酬について行われたものではありません。これをそのまま適用するのは適切ではありません。異常な物価高騰の中で、民間か公務員かを問わず賃上げは必要ですから、職員の期末手当引上げには賛成です。もし議員報酬の引上げが必要であるならば、
特別職報酬等審議会に諮り、客観性と妥当性を確保する手続が必要ですので、反対といたします。
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第105号議案・
ふじみ野市議会議員の議員報酬及び
費用弁償等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第105号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
山田敏夫議長 起立多数であります。 よって、第105号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第106号議案・市長及び副市長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第106号議案・市長及び副市長の給与等に関する条例の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第106号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
山田敏夫議長 起立多数であります。 よって、第106号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第107号議案・ふじみ野市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について討論を行います。 伊藤初美議員。
◆20番(伊藤初美議員) 第107号議案・ふじみ野市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例につきまして、
日本共産党を代表して、賛成の討論をいたします。 定年延長後の給与水準は、従前の約7割と下がりますが、現行の再任用職員よりは処遇改善されますので、賛成をいたします。また、各種手当も変更なしで、退職手当については60歳時点での計算になるので影響なし、延長後の定年退職年齢よりも前に自己都合で辞めたとしても、当分の間は退職事由は定年扱いとして支給率が算定され、影響なしとなります。 定年延長に伴う働き方の多様化が進み、定年前の正規職員、暫定再任用職員や暫定再任用短時間勤務職員、フルタイム短時間の定年延長再任用職員、会計年度任用職員という給与水準の違う職員が混在して働くことになります。懸念される点は、正規職員との賃金格差、それぞれの勤務形態による賃金格差が職場の連帯感を壊すことにならないかという点です。国に対して、給与水準の引き上げ、同時に財政措置も求めていただくこと、以上の意見を付して賛成といたします。
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第107号議案・ふじみ野市職員の給与に関する条例等の一部を改正する条例について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第107号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第107号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第108号議案・ふじみ野市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について討論を行います。
塚越洋一議員。
◆21番(
塚越洋一議員) 第108号議案・ふじみ野市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例に対する反対討論を
日本共産党を代表して行います。 ふじみ野市の
国民健康保険税は、この8年間広域化の中においても、一般会計からの法定外繰入れを行うとともに、基金などの活用により税率改正を行わないで来たことは、一定の評価ができるものです。しかし、長引くコロナ禍と物価高騰によって、市民被保険者の暮らしが苦しくなっている状況下において、なぜ今現状でも高過ぎて払い切れないと言われている
国民健康保険税を引き上げるのか、政策判断が間違っていると言わざるを得ません。 国民健康保険制度の広域化によって保険者が県単位になったとはいえ、国民皆保険制度の基盤をなす国民健康保険は、社会保障制度として国が財政責任を持つべきものであり、特に被雇用者が加入する健康保険などの事業者負担がない国民健康保険においては、その財政基盤を国が負担しなければなりません。かつて国は、医療給付費の約半分を負担していたものを、行政改革の名の下に実質2割以下にまで削減し、その分を被保険者の負担増と地方自治体の一般会計からの法定外繰入れなどによって何とかカバーしていたわけです。厚生労働省は、広域化された国民健康保険制度に対して国の財政責任を棚上げして、市町村の一般会計からの法定外繰入れに対して、これを一方的に赤字と決めつけ、特に
埼玉県においては、令和5年度までの完全解消が強制的に押しつけられています。 このような中で、ふじみ野市においては国民健康保険の適正かつ安定的な運営を確保することを目的とし、税率を改正するという理由において、この条例改正案を提案したわけですが、国民健康保険法の手段と目的が取り違えられています。同法第1条では、もって社会保障制度及び国民健康の向上に寄与することを目的とすると明記されており、事業の健全な運営の確保は、目的達成のための手段です。ですから、税率改定に当たって安定的な運営を確保することだけを提案理由とすることは、国民健康保険法の目的を視野に入れないものであり、国民皆保険制度の基盤を崩壊に導きかねないやり方だと言えます。 今回の税率改定によると、所得割額を7.3%から7.56%に、均等割額を22.7%も引き上げて3万800円とするもので、低所得者に対する軽減が一部改善はされていますが、課税総額としての改定率は12.11%の大幅値上げということになり、被保険者の担税力の実態から目をそらした内容だと言えます。ふじみ野市においては、財政的には一般会計からの繰入れを継続するだけの十分な力があるのですから、国、県の国民健康保険本来の目的から逸脱した押しつけをはねのけて、たとえペナルティーを受けたとしても、被保険者の生活を守ることを最優先すべきです。 ふじみ野市の主権者である被保険者とともに、力を合わせて市の行政当局は、国、県の理不尽な押しつけと戦っていくべきです。かつて、合併前の旧大井町においては、国、県の圧力と戦いながら、国民健康保険8割給付という付加給付政策により、患者が医療機関にかかる際の負担を軽減することによって、疾病の早期発見、早期治療による政策効果として1人当たりの医療給付費を7割給付の自治体医療も低く抑えることができ、住民の命と健康な暮らしを守ってきたという住民自治の歴史があります。
日本共産党は、この地域の住民の命と健康を守る運動の歴史を受け継ぎ、国民皆保険制度を社会保障として守り抜くためにも、社会保障費削減を進める国言いなりの
国民健康保険税の苛酷な負担増となるこの
国民健康保険税大幅値上げ案は、撤回することを強く求めます。 以上、反対討論とします。
○
山田敏夫議長 大築守議員。
◆17番(大築守議員) 17番、大築でございます。青藍会を代表いたしまして、第108号議案・ふじみ野市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、賛成の立場で討論をさせていただきます。 今回の改正要因ですが、本市国民健康保険の1人当たり医療費の増加により、これに連動した本市が
埼玉県に納める国民健康保険事業費納付金の増加が見込まれることによるものです。審議の中で、前年度繰越金の
財政調整基金への積立てや保険者努力支援交付金の獲得のため、特定健康診査受診率の向上の取組に、またジェネリック医療品使用率の向上による医療費適正化への取組など、財源確保に努めていたことが分かりました。それでもなお、令和4年度の国民健康保険会計の
財政調整基金の残高が1,270万円となり、今後の安定的な財政運営を行うことが危ぶまれるような状況となっています。 本条例の改正に当たっては、令和5年度以降の赤字補填目的の法定外繰入金が計上できなくなることを見据え、今年度より新たな財源措置として、赤字とみなされない赤字補填目的以外の法定外繰入金の計上は行っていくとの方針も示されました。このことは評価できるものですが、それでも単年度として約2億7,500万円の財源不足が見込まれるとのことです。そのため、本条例の改正となったものですが、改正に当たり国民健康保険運営協議会に諮問し、被保険者代表が含まれている委員による審議を経て、保険税率改正を行うことに対し是とする旨の答申をいただいていることや、改定に当たり
埼玉県が示す本市の市町村標準保険税率に対し低所得世帯の多く属するという被保険者の構成に配慮して、所得割水準を標準保険税率と同率である11.88%とし、なお不足する保険税で収入すべき額を合計均等割額に求め、標準保険税率より1万8,727円低い金額である5万6,300円に設定したこと、繰入金など保険税以外の財源確保、これまで、そして後年度においても図っていること、これらの状況を鑑みると、本条例の改正は必要であると考えます。 国民健康保険は、国民皆保険を支える最後のとりでとされています。本条例の改正により、本市国民健康保険が健全に運営されること、これまで以上に医療費適正のため特定健康診査の受診率向上やジェネリック医薬品の推奨に取り組むこと、このほか収納率のさらなる向上など、保険者努力支援交付金の獲得に努め、引き続き本市国民健康保険の継続的、安定的な運営をお願いし、賛成の討論とさせていただきます。 以上です。
○
山田敏夫議長 ほかに討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第108号議案・ふじみ野市
国民健康保険税条例の一部を改正する条例について、本案に対する生活・
福祉常任委員長の報告は原案可決です。第108号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
山田敏夫議長 起立多数であります。 よって、第108号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第109号議案・
ふじみ野市立さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事請負変更契約の締結について討論を行います。 伊藤初美議員。
◆20番(伊藤初美議員) 第109号議案・
ふじみ野市立さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事請負変更契約の締結につきまして、
日本共産党を代表して、賛成の討論をいたします。 工事着手後の追加変更工事に対する契約額3,179万円の増額提案です。まず、手洗い水栓の非接触式自動水栓への変更については、今後学校水準の統一が図れるということで確認いたしました。 アスベストの除去工法の変更については、委託設計時においての詳細な検証が必要であったと考えます。建設や改修時の使用材料管理も含め、安易な契約変更が生じないような設計を行っていただきたいです。 以上、賛成といたします。
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第109号議案・
ふじみ野市立さ
ぎの森小学校校舎大
規模改造工事請負変更契約の締結について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第109号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第109号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第110号議案・財産の取得について討論を行います。 伊藤初美議員。
◆20番(伊藤初美議員) 第110号議案・財産の取得について、
日本共産党を代表いたしまして、賛成の討論をいたします。 プロジェクターとスクリーンの購入で、教育環境を整える点から賛成をいたします。今回は、リース期限切れによる再リース契約の結ぶ予定が、半導体不足等の関係でリース契約ができなくなり、結果購入への変更となりました。指名競争入札で辞退者が多数あったのも、半導体不足の影響で台数がそろえられないための辞退ということでした。この時期には予想できたことと考えます。納品は来年1月末の予定となりますが、今後の備品管理においては計画的な整備ができるように、当初予算で計上することを求めておきます。 以上、討論といたします。
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第110号議案・財産の取得について、本案に対する総務・
教育常任委員長の報告は原案可決です。第110号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第110号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第111号議案・ふじみ野市道路線の変更について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第111号議案・ふじみ野市道路線の変更について、本案に対する市民・
都市常任委員長の報告は原案可決です。第111号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第111号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第112号議案・ふじみ野市道路線の認定について討論を行います。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第112号議案・ふじみ野市道路線の認定について、本案に対する市民・
都市常任委員長の報告は原案可決です。第112号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立総員〕
○
山田敏夫議長 起立総員であります。 よって、第112号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第114号議案・
ふじみ野市立文化施設の
指定管理者の指定について討論を行います。
塚越洋一議員。
◆21番(
塚越洋一議員) 第114号議案・
ふじみ野市立文化施設の
指定管理者の指定について、
日本共産党を代表して、反対討論を行います。 本議案については、東と西の文化施設の
指定管理者に日本環境マネジメント株式会社を令和5年4月1日から5年間にわたって指定したいとのことでありますが、管理運営に関する基本協定書から見る限り、この公民館が地域に根差して築き上げてきた社会教育施設としての役割を継承、発展することについて、具体的な項目が表記されておらず、貸し館事業を主とする施設になってしまいます。また、この間の担当部門と関係者の努力によって大変立派な施設が完成することは、市民にとって喜ばしいことですが、市民の税金で造った施設を利用するために、市民も市の事業も
指定管理者の営利企業に利用料金を払わなければ使うことができないということは、公共施設としての基本的な在り方から外れてしまっているものと言わざるを得ません。市民と市の事業は、あくまでも主権者であるべきであり、営利企業が行う事業のお客様ではないはずです。 次に、幾つかの問題点を指摘しておきます。その1つは、東西の文化施設の設計から建設、管理運営までをDBO方式ということで、市行政は丸ごと民間企業のSPCに任せています。そこに重ねて施設の管理運営については、
指定管理者になる民間企業と契約するというものです。さらに、ホールの舞台関係については専門業者に再委託、下請に出すということです。さらに、複合施設としての文化施設の中に入る図書館については、別の
指定管理者としての民間業者が入ることになります。このようにして、三重構造の民営化という複雑な管理運営形態になることで、利用者としての市民からは何が何だかさっぱり分からないことになり、市役所との関係も果たしてどうなるのか、契約履行に当たっての透明性と責任関係において、あまりにも問題が多過ぎるものと言えます。 もう一つは、上福岡公民館は既に廃止され、大井中央公民館も来年3月で廃止になり、この2つの文化施設からは公民館が消えてしまうので、公民館運営審議会や利用者懇談会などのように、運営に主権者である市民が関われる仕組みが全然ありません。市当局は、市民ファーストと言っていますが、営利企業が運営するのですから、採算優先で利益を上げることになることは間違いありません。年がたつにつれ、コスト主義が前面に出て採算の合わない事業が切り捨てられ、企業の利益ファーストになることも十分想定されます。 なお、資格のある社会教育の専門職員を置くということですが、サークル活動の相談や育成などが地域に密着して継続性を持って行われ、市民の学ぶ権利が保障される具体的な担保が、この契約段階では何も確認できていません。これでは、せっかくできた立派な施設が、貸し館事業のカルチャーセンターに成り下がってしまうことは必至です。 以上、反対討論とします。
○
山田敏夫議長 小林憲人議員。
◆9番(小林憲人議員) 第114号議案・
ふじみ野市立文化施設の
指定管理者の指定について、青藍会を代表し、賛成の立場で討論を行います。 今回提案された
指定管理者は、川越市のウエスタ川越をはじめ、39の地方公共団体、182の施設で管理を行っている実績があり、本市が現在行っている31の文化事業の実施や当初予算で組まれた企画提案型事業の実施など、文化施設の指定管理を行うに当たっての能力が十分にあることが委員会審査の中で明らかとなりました。 また、
指定管理者の提案として、子供たちを主体としたアートの体験事業や小中学生が行うミュージカル、ホールの仕事体験といったステップアップ事業などの新規事業の展開をはじめ、学校へのアウトリーチ活動や高齢者団体、自治組織に至るまで、幅広い市民が参加できる文化事業の展開を想定し、市民の予約が優先されるなど、地域に根差し密着した管理の意思があることも明らかとなりました。 さらに、
指定管理者候補選定委員会の選定基準、選定項目の詳細も審査の中で明らかとなり、基本協定書の各条文に準拠した形でしっかりとした専門的な実務能力のある職員が配置され、開館日数の増加や開館時間の延長、利用料金の減免などを予定し、日々のモニタリング調査や意見交換を適宜行うことも明らかとなりました。 なお、民間事業者が重層的に施設管理を行うことで何が何だか分からないといった指摘もございましたが、むしろトラブルがあった場合に、業務の補完や人員の補完が容易になったり、事業のマッシュアップが図られ、今まで実現できなかった文化事業の実施や、さらなる市民サービス及び利便性の向上につながるといった利点があると考えます。つまるところ、今回提案された
指定管理者は、本市の文化施設を担う能力が十分にあり、
指定管理者候補選定委員会での公平な審査を受け、その後も行政内部で細かいところまで詰めて議案上程がなされており、過日の委員会審査の中で当該
指定管理者の指定が本市、あるいは文化事業全般にとって有益であることが確認できました。したがって、本
指定管理者の指定は至極妥当であると評価をいたします。 よって、今後も契約内容など細かい調整を粛々と行っていただき、来年4月以降のステラ・イーストのさらなる充実や、来年10月1日に予定されているステラ・ウェストのオープンが盛会となり、ふじみ野市の文化事業がさらに発展し、様々な事業で感動が生み出されることに期待をいたしまして、賛成討論といたします。
○
山田敏夫議長 鈴木美恵議員。
◆4番(鈴木美恵議員) 4番、鈴木美恵です。第114号議案・
ふじみ野市立文化施設の
指定管理者の指定について、公明党を代表して、賛成討論をさせていただきます。 東文化施設(ステラ・イースト)及び西文化施設(ステラ・ウェスト)の
指定管理者の指定について、4つの選定基準を確認したところ、選ばれた団体が市民の平等な利用が確保される点についての公共性において高得点となっていることを確認いたしました。委員会では、この公共性について具体的な内容を伺ったところ、公の施設を運営するにふさわしい理念や方針があるか、障がい者、高齢者の雇用や男女共同参画に対する配慮や、市の施策を理解した提案がされているか、利用者ニーズを捉えるための有効な手法が具体的に提案されているか、地域雇用が計画されているか等の答えをいただきました。その中で選ばれた団体は、特にスタッフの80%は地元雇用を図る、各担当分野でプロフェッショナルを育成し、女性活躍の場を増やす、障がい者、高齢者の雇用、そして今までふじみ野市の文化を支えてきたサークル活動の支援に力を入れるといったところで、これらは市民として期待と安心感が得られるものになるところであり、高く評価をいたします。 また、提案された事業計画については、子供たちのミュージカルや第九など、さらにホールのお仕事体験シリーズとして舞台や運営の仕事、コンサートの企画などの数々のステップアップ事業が示されているとのことで、多くの方が体験、みんなでつくり上げる喜びを得られるものとなっております。さらに、この団体は県内の多くの、また大規模施設での実績があることも確認いたしました。 新たな文化施設の基本理念である「「楽しいね」「また行こう」新たな楽しみに出会えるふじみ野の文化と人の交流拠点」を基に、ふじみ野らしさが脈打つ文化施設となることを願い、賛成討論とさせていただきます。
○
山田敏夫議長 民部佳代議員。
◆6番(民部佳代議員) 6番、民部佳代です。第114号議案・
ふじみ野市立文化施設の
指定管理者の指定について、賛成の立場で討論します。 文化施設については、かねてより議会からも専門性の高い人材の配置が必要との意見がありました。今回の
指定管理者として指定される事業者は、近隣ではウェスタ川越の指定管理を行うなど経験が豊富であり、そのノウハウがふじみ野市の文化振興に生かされるものと期待し、賛成の理由といたします。 また、総括質疑の中では、予算単年度主義による弊害解消について伺いましたが、年度を超えて実施する継続的な事業も検討していくとの答弁がありました。文化の振興は、単にイベントとして事業をやればいいというものではなく、時間をかけた積み重ねの上に成り立つものです。専門性を持った
指定管理者が文化事業に関わることで、市民の力をさらに引き出し、ふじみ野市の文化を築き上げるパートナーとなることと思います。今後、子供ミュージカルや市民による第九演奏、ユースオーケストラなど、今まで継続してできなかった活動につながることを期待するところです。 さて、その上で、市の文化施設の管理運営を踏まえた上で、今後に向けて幾つかお願いをしたい点があります。まず1点目に、備品等の扱いについてです。文化施設の管理運営に関する基本協定書案を資料としていただいておりますが、備品については事業者が発注したときのものを良好な状態で保ち、経年劣化や破損について協議することとなっています。以前も指摘させていただきましたが、特に音響機器や通信機器などは破損や経年劣化がなくても陳腐化する前に、文化施設としてふさわしいものに更新または整備するよう、市の責任において適宜予算措置をしていただきたいと思います。 あわせて、ステラ・イーストがそうであったように、西文化施設が開館してしばらくは、棚や機材など足りない備品を追加で購入する必要も出てくることと思います。なお、産業文化センターでは、プロジェクターや電子ピアノなど市の備品でないものが、恐らく
指定管理者が購入したものと思われますが、貸出しが行われています。利用者にとって必要なものをそろえる際には、使用料のトラブルなどが起きないよう、市と
指定管理者との間で協議して、市の備品として備えていただきたいと思います。 2点目に、文化団体の支援、育成についてです。現在のステラ・イーストが文化施設に位置づけられたことにより、ホールを利用する団体はともかく、それ以外の団体と施設との接点がほとんどないように思います。現在のステラ・イーストでは、利用者は許可証の発行や鍵の受渡しなどで接するだけで、どの団体がどのような活動を行っているのか、把握ができているのか疑問です。市民文化祭も、今年度は公民館が事務局となり、3年ぶりに開催することができましたが、それも今までの公民館と文化団体との関係があってのことです。文化施設も新しくなり、個人での利用申請も可能になったことから、これから新しい文化団体もできていくことと思います。営利利用の団体については、営業の秘密などもあるかと思いますが、定期的に利用する一般の市民団体や個人の利用については、実際に活動の場に出向くなどして内容の把握に努め、不適切な利用を防ぐとともに、団体への支援につなげていただきたいと思います。 3点目として、自主事業についてです。今後は、
指定管理者による自主事業が行われることになろうかと思います。舞台芸術などは、事業者ならではのノウハウを生かし、新しい取組が行われることと大いに期待するところであります。一方で、講座等については市民がお客様としてお金を払って学ぶだけではなく、いずれ自主的なサークルの結成を目指すなど、育成につながる事業を積極的に取り入れていただきたいと思います。 4点目は、災害時の対応についてです。ステラ・イーストは、台風やゲリラ豪雨など水害が想定される際に、従来から避難所として使用されている重要な施設です。水害が予測されるときには、時間外であっても避難者を受け入れたり、場合によっては非常食を提供しており、さらに市職員が管理する施設であることが地域住民の安心でもあったかと思います。今後、災害時に施設が今まで行ってきた役割を十分に果たせるよう、危機管理防災課を含め、
指定管理者との連携を密にするとともに、基本協定書及び災害時協定にその役割を盛り込んでいただきたいと思います。 以上、幾つか要望を述べまして、賛成の討論といたします。
○
山田敏夫議長 ほかに討論はございませんか。 〔「なし」という声あり〕
○
山田敏夫議長 討論を終了いたします。 採決いたします。採決の方法は起立によって行います。 ただいまの出席議員は18人です。 第114号議案・
ふじみ野市立文化施設の
指定管理者の指定について、本案に対する市民・
都市常任委員長の報告は原案可決です。第114号議案は委員長の報告のとおり決定することに賛成の方は起立願います。 〔起立多数〕
○
山田敏夫議長 起立多数であります。 よって、第114号議案は委員長の報告のとおり可決されました。 次に、第115号議案・
ふじみ野市立放課後児童クラブの
指定管理者の指定について討論を行います。 加藤恵一議員。
◆8番(加藤恵一議員) 8番、加藤です。青藍会を代表いたしまして、第115号議案・
ふじみ野市立放課後児童クラブの
指定管理者の指定について、賛成の立場で討論させていただきます。 法律上の名称は放課後児童健全育成事業、主に共働き等で日中保護者がいない児童に対して、遊びや生活の場を提供することにより、基本的な生活習慣の確立を図るとともに、自立性、社会性を育む健全な育成を図る施設です。 本議案は、東地区、西地区ともに、現在の
指定管理者に引き続き次期の
指定管理者を指定するものです。前回の指定では、東地区の指定者は民間事業者ということでもあり、新たな事業運営、大変注目しておりました。実績として、コロナ禍で里帰りや旅行に行けない児童のために、ICT端末を活用してリモートトリップを行うなどメディア等で取り上げられ、すばらしい事業として市内外に発信されておりました。また、西地区においても、長年積み上げた経験を基に、すばらしい事業運営をされておりました。 本議案に対しまして、総括質疑では我が会派、原田雄一議員の質問を中心に、委員会の模様も控室にて、音声配信にてしっかりと見極めさせていただきました。審査において、影響を及ぼさない公平、中立な委員長の下、各選定基準に照らし合わせて管理業務の計画内容、収支計画など、評価して慎重に審議した結果、両事業者とも他の事業者より総合的に優れていると判断されたことを自ら確認させていただきました。 また、新たな提案、時代の変化に即した事業運営、東地区では保護者とのコミュニケーションアプリの導入、西地区では健康観察カードのデジタル化、保護者アンケートのウェブ化、両地区ともにWi―Fi整備を予定しており、子供たちの学習機会など、ICTを活用した新たな提案も確認し、大いに期待するものでございます。 結びになりますが、
指定管理者におかれましては、これまでの実績を生かし、さらなるサービスの追求、現場の声に即したニーズや課題に対しての迅速な対応など、より一層充実した事業展開を図るとともに、市におかれましては児童の安全確保を最優先に事故の未然防止を行うことと、東地区、西地区でサービスの差が生まれないように、コロナ禍でなかなか厳しい状況ではありますが、ICT端末を活用し、東地区、西地区ともに職員さん同士の交流の場や互いのよい取組を学び合い、事業運営につなげる場づくりなど、つなぐ役割をしていただき、利用者の方々にとってよかったと感じていただけるような、そのような施設であってください。 最後になりますが、コロナ禍で厳しい状況は続きますが、昭和、平成、令和と、いつの時代においても必要で大切な施設です。子供たちや大切なお子様を預ける保護者の皆様のために、事業運営頑張ってください。見守り続けてまいります。 以上をもちまして、本議案に対して賛成とさせていただきます。以上です。
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山田敏夫議長 塚越洋一議員。
◆21番(
塚越洋一議員) 第115号議案・
ふじみ野市立放課後児童クラブの
指定管理者の指定に対する賛成討論を
日本共産党を代表して行います。 本議案による
指定管理者の指定については、東地域がシダックス大新東ヒューマンサービス株式会社という営利企業、西地域が非営利活動法人ふじみ野市学童保育の会という非営利の市民団体が、引き続きこれから5年間の
指定管理者としての指定を受けるものです。いわゆる学童保育事業は、子供たちの生活の場として、子供たちの発育と発達に関わるものであり、人間対人間の豊かな関係が継続的に育まれることが重要であり、コスト主義や効率性を優先する経営採算性とはなじみにくい事業だと言えます。 このようなことから、引き続き東地域の
指定管理者となる営利を目的とする会社が営利優先ではなく、市民福祉の向上を最優先にするためには、事業によって得た利潤を地域社会に還元していく具体的な仕組みが必要です。人的サービスがほとんどの事業においては、売上げを伸ばすか人件費を効率的の抑えることでしか利益を出すところがないでしょうから、そこをどのようにして事業目的と調整していくかが問われるところです。 西地域の学童保育については、市民の協働による子育て運動として発展してきたという歴史的経緯があり、
指定管理者としての事業による利益が株主に配当されることはありませんので、市民との協働をより豊かなものにしていくことが大いに期待できるものです。 支援員の処遇改善は、その資質向上と地域に密着した雇用の継続を保障するために急がれるものであり、そのための財政的裏づけをより明確なものにしておく必要があります。各種研修の機会を具体的に保障していくためには、事業者任せにするのではなく、市としても必要な指導、支援を行うとともに、研修に要する時間を確保するための代替要員が必要であることを特に指摘しておきます。 また、Wi―Fi環境の整備やコミュニケーションツールの活用など、新たな提案も出ていますので、これらを活用して保護者との双方向性が豊かになり、協働の子育て運動として発展させていくことを期待するものです。 最後に、選定委員会の委員長と選考を受ける側のシダックスとの関係については、違法だとは言えないまでも、グレーゾーンにあるものと見られるものであり、李下に冠を正さず、瓜田にくつを入れずの立場で、市民から疑問を持たれるようなことは直ちに改善すべきです。同時に、今回の選定に当たっては、市として市民に対する説明責任を果たす必要があることを特に申し添えます。 以上。